恋愛は短期勝負!と言われることが多いですが、出会ってから付き合うまでの期間が短い時の問題点とは、どんなものがあるのでしょうか。
付き合うまでの期間を気にする時点でその短さが多少なりとも問題になっているように感じますが、もう少しフラットに見ている人もいると思います。
「付き合うまでが短いと上手く行かない?」
「出会ってからすぐに付き合うのはどうなんだろう?」
付き合いはじめのカップルは色々な心配や不安がありますよね。
そこで今回は、付き合うことが決まった時に不安のもとになりやすい「出会ってから付き合うまでの期間が短い時の問題点」を解説します。
友達期間が短いとどんな問題があるのでしょう?
気になる人はぜひ最後まで読んでみて下さい。
出会ってから付き合うまで短いって、どのくらいの期間?
最初に、「交際するまでの期間が短いのは、どのくらいの期間を指すのか」をいう問題からクリアにしておきましょう。「友達期間が短い」と思う期間については人によって感覚が違うので、一般化します。
出会ってから付き合うまでが短いカップルと言うのは、おおむね出会ってから1か月以内に付き合うカップルを指します。
少なくても、「出会ってから1週間で付き合う」「出会ってから2週間で付き合う」というのは、一般論として友達期間の短いカップルです。
ただし、付き合うまでの期間の平均は、学生と社会人、年齢などによって状況が違う点に注意しましょう。下におおよその期間をまとめておきます。
交際するまでの期間の平均
- 10代の学生=1か月から3か月
- 20代の社会人=2か月から4か月
- 30代の社会人=3か月から6か月(半年)
- 40代の社会人=3か月から1年(幅が広い)
10代は他の世代と比べて外見重視の恋愛が多く、フィーリング恋愛が多くなるので、出会ってから付き合うまでの期間は短いのが特徴です。
一方、段々と出会ってから付き合うまでの期間が長くなるのは、年齢を重ねる度に「中身重視の恋愛」に変わっていくからです。性格や人柄をより深く知る中で好きになるので、友達期間は長いわけですね。
付き合うまでの期間が「長い・短い」のイメージを具体化したところで、「出会ってから付き合うまで短い場合の問題点」を解説していきます。
出会ってから短いカップルは、相手を信頼しにくい
付き合って1ヶ月以内に別れるカップルというのは現実にそう珍しくない状況があるのですが、逆に言えば付き合っているだけで色々あるのがカップルだと言うことです。根本的に相手を信頼できていることが、付き合うカップルの関係性の基礎となっているんですね。
しかし、出会ってから付き合うまでの期間が短いと、基本的な人間性の部分においてさえ、これから信頼関係を作っていけません。そのため、まだそれが出来上がる前に何かが起きてしまうと、好きだと言う気持ち以外にそもそもの人間性から信頼できないことで、関係を元に戻せないことが増えてしまいます。
恋愛していると気持ちは繊細かつ複雑になるものですから、「根本的に相手を信頼しているのか」という部分まで簡単に揺らぐ関係性は、長続きしない理由になることがあります。
出会ってから付き合うまでが早いと、「付き合う前の信頼関係が弱い」という問題点があります。
出会ってから付き合うまでが短いと、彼氏や彼女の「悪いギャップ」を体験しやすくなる
付き合った経験が多い人は何となく理解してもらえる部分なのですが、付き合う前と後では「好きな人のギャップ」の捉え方がかなり違ってきます。
付き合う前であれば「相手を知れたこと」に喜びがあって肯定的に捉えることが多いのですが、付き合った後だと「相手のことを受け入れないといけない」との意識から、ギャップを感じた場合に悪い意味に捉えやすいんですね。
- 付き合う前:ギャップを見つけても「好きな人が知れた!」と思って嬉しい
- 付き合った後:ギャップを見つけると「こんなところがあったのか」とがっかりしやすい
ここに出会ったから付き合うまでが短いカップルの問題点があって、相手への理解度が低いことが「悪い意味のギャップ」の原因となり、連発すると「付き合ったのが間違いだった」と思いやすくなります。
付き合う前なら自分の気持ちだけ考えれば良いので、好きか嫌いか特に考えることなく自分の気持ちに素直になるだけなのですが、付き合った後であれば相手は恋人としてどんなギャップを感じても別れない以上付き合いは続いていきます。
身近に付き合う人として一種の拒絶反応に近いと感じるのですが、付き合った後は相手が自分の彼氏や彼女になるので「私の彼氏なら」「俺の彼女なら」と、自分の理想を押し付けてしまうこともよくあります。
良い意味のギャップも多いのが「出会ってから付き合うまでが短いカップル」ですが、相手を自分の恋人として見るのに、最初はあまりギャップを感じない方が長続きしやすいんです。付き合い立てだと愛情はたっぷりありますからね。カップルとしてしっくりくる方が重要です。
付き合い始めた後は既に好きになった後なので、今よりもっとハマる可能性を高くするより、その恋を育てると言うか、変に「あ、違うかも」と思うことが少ない方が結局、恋愛が盛り上がっていきます。
出会ってから付き合うまでの期間が短いと、これから相手のことを色々知っていくので、違和感を覚えることも多いのがデメリットですね。
友達期間が短いカップルなので、問題を乗り越える絆が無い
付き合い始めは「どんな片思い期間を過ごしたか」で上手く軌道に乗るかどうかがかなり違ってきます。ある程度の長い期間、友達関係を続けたカップルは、付き合いはじめから絆があるので、多少ぎこちないスタートになっても付き合いを軌道に乗せやすいわけですね。
どんな恋愛の仕方であったとしても、知り合ってから長い場合は二人の関係を温めていた期間があるので、何か問題が起きても友達期間の長さが二人の関係を下支えします。
一方、付き合うまでに友達期間が短いと、うまく付き合いが軌道に乗らなかったときに二人をつなぎ合わせるものがありません。「愛情」がそれに当たりますが、カップルとして良い雰囲気になれなかったことで否定されやすいですし、次の見出しで説明する部分も合わさって、出会ってから付き合うまでが短い期間だった場合は付き合いはじめの失敗で冷めやすいのです。
二人に絆ができるかどうかは、そもそも信頼関係次第なところもあるので当たり前の話かもしれませんが、友達期間の長さが付き合い始めに影響を与える点はよく理解してください。軌道に乗せるための努力は二人でするべきものであるため、これからもっとお互いに知っていく過程を大切にする必要があります。
片思い期間が短いと、愛情に疑問を持ちやすい
世の中にはどこからどう見てもラブラブなカップルというのがいますが、そのカップルが付き合いはじめからラブラブであったということはほとんどありません。むしろ、付き合い始めからベタベタするカップルは別れやすいくらいで、長続きする多くのカップルは付き合う期間が長くなるにつれてどんどんラブラブになっていくのが特徴です。
なぜそう言い切れるかと言えば、それはカップルのお付き合いには阿吽の呼吸みたいな、二人の流れが必要だからです。人それぞれ常識や当たり前に思うことは微妙に違っていて、カップルと言えども二人でその常識などを合わせていく必要があるんですね。
そこがピタっと合ってくることで、もともと好き同士のカップルはさらにラブラブカップルになるのですが、逆に言えば合わせる期間では相手に不満も持ちやすい状況があるということです。
この部分は、さきほど説明した「悪いギャップ」とも関係しますが、そこまでの感覚じゃなくても、小さな違和感は日常茶飯事で、自分が相手に持つ愛情にも自問自答する場面が必ずと言えるほど確実に存在します。
出会ってから付き合うまでの期間が短い場合は、彼氏や彼女への愛情に疑問を持ちやすいのですが、その理由は一目ぼれまで行かなくても、相手をまだよく知らない状態で好きになったからです。深くまで相手を知っていれば好きになった現実も何度も確かめた後ですが、付き合うまで短い期間しかなかった場合は、付き合った後で本当に相手が好きかを確かめることになります。
「あー、やっぱり好きなんだな」
片思いの頃は自分の中だけで恋愛が進んでいく面があり、この期間に好きな人への好きな気持ちを何度も確かめているんですね。これが既にあったのか、なかったのかで、大きな差があるということです。
実際に付き合ってみると、片思い期間の恋愛の仕方って本当に大事だなと実感します。ストレートに進む必要はないとしても、それなりにエピソードがあって良い流れで付き合えた時ほど幸せに長続きするという恋愛の特徴を踏まえると、やはり出会ってから付き合うまでの期間も、丁度いい期間が理想に違いありません。
上手くいかない原因を「付き合うまでの期間が短いせいだ」と思ってしまう
恋愛の本質を考えた場合、はっきり言って付き合うまでにどのくらいの期間があったかは、そこまで大きな問題にならないはずです。二人が好き同士でお互いに上手くやっていきたいと思えば、友達歴が短い時も長い時も、それに合わせて二人で付き合い方を模索していけば、「交際までの期間が短い」という問題は乗り越えられる壁であるはずですよね。
しかし、出会ってから付き合うまでの期間が短いと、何かとうまくいかない原因をその期間のせいにしがちです。本来、何か問題を解決する場合は「変えられるもの」に原因を求めて解決策・対処法を考えるべきところ、「出会ってから付き合うまでが短いせいで上手く行かないんだ」と、変えられない事実に原因を求めてしまいます。
- 出会ってから長いカップル=何かあっても友達期間のせいにしない
- 出会ってから短いカップル=何かあった時に友達期間の短さを理由にしてしまう
確かに出会ってから付き合うまでの期間が長い場合は上手く行かない時期に話し合いができる関係性を既に作れている場合がありますし、何となく阿吽の呼吸もできていますが、そんなことを言っても付き合い出したのなら「未来」に向かって二人で歩むべきです。
「なんでうまくいかなんだろ…」
こんなことを考える際は友達よりもさらに大切な好きな人のことを考えた際、逃げたくなる気持ちからつい変えられないものに原因を求めてしまうので、簡単に言えば「諦めやすい」という特徴に繋がってきます。
出会ってから1週間から2週間で付き合う場合は、期間的に短い友達期間しかなかった場合ですので、最低限という意味でも愛情の確認は意識して行わないと、「もっとよく知り合ってから付き合うべきだった」なんて結論を出しやすいので注意をしましょう。
あなたがもし付き合うまでの期間を気にしているとしたら、相手も同じだろうと考える方が恋愛は上手く行きます。自分の都合の良い考えにならないように気を付けるだけで思いやりの気持ちが持てるので、マイナス思考にならないように気を付けながら、なるべく事実をスッと受けいれられる状態がベストですね。
もしすぐに別れそうな雰囲気があるなら、下の記事を読んでおきましょう。
出会ってから付き合うまで短いと、相手の異性関係のことが分からないから嫉妬が増えるかも?
私は付き合うことを想定する場合に好きな人の異性関係はすごく気にするタチなんですが、あなたはどうですか?
女友達が多い彼氏、男友達が多い彼女。いずれも恋愛観や価値観が合わないと辛い状況になるので、出会ってから付き合うまでの期間が短い場合、異性関係のことでもめごとがあるかもしれません。
恋愛した時に外部の影響を受けるとしたら「嫉妬・浮気」の問題ですよね。でも、この二つの線引きは非常に曖昧で、人によって解釈が違います。
もし出会ってから付き合うまでの期間が短い場合、友達関係の時にこの二つのすり合わせができないだけでなく、相手の現状も予想しかできない点でカップルの問題点になる可能性がどうしても高まります。
「二人だけでごはんに行ったら浮気だよ…」
「毎日連絡取り合う異性の友達がウザイ…」
こういったことって本当に曖昧なので、友達期間が長いと相手のことを知っているので特に問題とはならないパターンが多いのですが、まだ相手を知らない時期に付き合い出すと「え?」ってなることが多いんですね。乗り越えることができない問題とはなりませんが、嫉妬してしまう・嫉妬されてしまうということは多くなるかもしれません。
それが別れの原因にならないように注意する必要があるでしょう。結局、二人でよく話すことが重要と言えそうです。
それ以外にも、出会ってから付き合うまで短いカップルが上手く付き合うコツがあるので、解説しましょう。
出会ってから付き合うまでが短いカップルが上手く行くコツ
出会ってから付き合うまでが短いカップルの問題点をまとめてきましたが、最後に友達期間が短いカップルが上手く付き合うコツをまとめます。もし付き合いはじめで不安な人はぜひポイントを押さえておきましょう!
お互いのことを深く知り合う会話を意図的に行う
知り合ってから短いカップルは、価値観や相手の好みなど、まだまだお互いのことを知りません。そこを知る過程で悪い意味のギャップが起きると別れる原因になると前半で説明していますが、それよりもマズイのは「相手のことをよく知らない状況が続く」ことなので、お互いのことを深く知り合う会話はぜひ意図的に行ってください。
その際、悪い意味のギャップを起こさないコツは、「二人で仲良く付き合っていこう」という気持ちを伝えて二人で確認し合うことです。ここは愛情の確認よりも、カップルが軌道に乗っていく際の過程の方をイメージしています。意地を張らずに、二人の価値観を確認し合って、それをお互いに認めながら合わせていくと、カップルとして仲良く付き合っていくことが可能です。
付き合いはじめはお互いに「どう付き合っていくんだろう?」と未来が漠然としているので、その期間でもっと深くまで知り合う会話を多くしてみると、付き合うまでの期間に関係なく案外しっくりくる付き合い方ができます。
付き合うまでの期間が短いことを言い訳にしない
付き合うまでの期間が短いとどうしても付き合ってからの一定期間は気にし続けると思います。私の経験では、付き合ってから3か月経つくらいまで何かあると「出会ってからすぐに付き合いだしたからかなぁ」と思ってしまっていました。彼女の方も同じ感じでしたので、おそらくあなた達カップルもある程度の期間は気になると思います。
しかし、これを上手く行かない原因だと思えばまず長続きすることはありません。言い訳を作ると、「二人で仲良く付き合う」という真の目的を曇らせるので、まったく気にしなくなるまで意識的に言い訳にしないように注意しましょう。
どんなカップルも友達だった頃と付き合ってからは変わります。カップルとして言い訳なしに彼氏や彼女と向き合うようにしましょうね。
会う機会を作る、増やす
出会ってから付き合うまでが短いカップルは、まだ二人でいることに慣れていません。その状態で会わない期間が長くなると自然消滅する可能性もありますし、付き合った意味についても悪い方向に考えやすいので、週に1度は会う機会を作ってください。
友達期間が短いカップルの問題点を乗り越えたい人は、できたら週に2回会うくらい会う頻度を増やすように努力できるとベストです。忙しさの問題もありますが、「できるだけ期間を空けないで会うことが大切」と理解してください。
友達期間が長いと自然消滅のリスクは少なくなるのですが、短いと信頼関係の弱さからどうしても心が離れやすいので、会わない期間ができた時に対処が必要不可欠になります。
特に「自分から会いたいと言えない人」は、勇気を出しましょうね。誘われるための努力からでもいいので、自分からカップルが上手く行くための対策ができると良いです。
デートに誘えない女性は、下の記事を参考にしてみましょう。付き合う前を想定した記事ですが、後半は付き合い始めの彼氏がいる女性に役立つ内容となっています。
お互いの生活サイクルの確認を早めに行う
デートに誘うにしても、連絡を取るにしても、お互いの生活サイクルが分からないとつい躊躇してしまいます。友達期間が短いカップルは相手への理解度が低いので、基本的なお互いのことに関してはまず最初に話してください。
その際に、できればカップルのルールみたいなものまで話せるとより付き合いやすくなるのですが、恋愛経験が少ない人は難しいでしょう。そこまでできないといけないわけじゃないので、「デートする日」と「連絡しても良い時間帯」を確認できればとりあえず大丈夫なので、「次に会う日」を決めながら付き合うようにしましょう。
カップルは離れている間に余計なことを考えやすいので、相手のスケジュールがざっくりと分かっているだけで安心できます。相手のためにもなるので、二人で確認するようにリードできると、仲良く付き合うことができます。
まとめ:出会ってから付き合うまで短いカップルの問題点を知れば、長続きは可能!
今回は、「出会ってから付き合うまでの期間が短い時の問題点」についてまとめました。
今回の記事は友達期間が短いと何か問題があるのか、という点にフォーカスして書いているのでネガティブなところを洗ってみましたが、結局大事なことはどんな付き合い方をするか、どんな関係をカップルで作っていくか、という点です。
今回の記事を読んで「これだったら大丈夫」と思えるなら、素敵な恋愛ができるはず。長続きするカップルになるためにはある程度覚悟みたいのが必要になっているので、「出会ってから付き合うまでが短いから上手く行かない」とは思わず、「二人でどう乗り越えていこう」と考えるようにしてみてください。
本当に好きになったら友達期間や出会ってから付き合うまでの期間は本質的に問題点とはなりません。理想の期間や長さみたいのはあるにせよ、今目の前にいる彼氏や彼女と向き合っていれば想い合う同士上手く行くはずので、二人で努力し合えるようなカップルを目指しましょうね。
カップルはすれ違いを放置するとどんなカップルでも別れてしまいます。好きな人とずっと長く付き合っていきたいと思う人は、下の記事も読んでみてください!